3学期 始業式

いよいよ平成最後の年が始まりました。昨年より、ことあるごとにこの「平成最後」という言葉が使われてきました。昭和の終わりは、天皇陛下の崩御により突然訪れたのに対し、平成は天皇陛下の「生前退位」という形でその議論から始まり時間的余裕があったため、そういった言葉が多く聞こえたのでしょう。それぞれの時代を思い起こすと、昭和は戦争があり、そこからの復興・経済成長を遂げた時代、平成はPCやスマートフォンが身近になったことに代表されるよう、科学技術の急速な発展が挙げられますが、多く天災や事故が記憶に残った時代とも言えるかもしれません。次に来る新たな時代が、これらの経験を基に発展していき、平和や安全を保てるようになっていくことを期待したいと思います。

また、新しい時代の幕開けに合わせるように、大きな催しも予定されています。それは皆さんご存知の通り、2020年の「東京オリンピック、パラリンピック」と、2025年の「大阪万博」です。東京オリンピック・パラリンピックに向けては、皆さんの中にもボランティアの応募をした人もいると思います。参加する皆さんは国際社会の一員として、立派なおもてなしをして欲しいと思います。万博は、1970年にも「エキスポ70」として、同じ大阪で開催されています。当時、小学校3年生であった私も連れて行ってもらった記憶があります。各国・各企業のパビリオンで未来の技術として展示されていたものは、現在、その多くが実用化され、もはやなくてはならないものとなっています。また、そこで警鐘を鳴らしていた未来の自然災害や社会問題は、残念なことに現実のこととなっています。万博はただ便利な未来を創造するだけでなく、予測される災害等から、身を守るための知識を得る場でもあるわけです。

新しい元号で始まる新しい時代を生きる皆さん、ますます発展する科学技術を利用すると共に、災害に対する備えをすること、スポーツなどを通して、多くの人々と交流を持てる生活をすることなどを頭に置き、新しい年をスタートさせてください。