創立100周年式典

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11月22日 トキワ松学園創立100周年記念式典及び、記念祝賀会が行われました。早朝、福島県を中心に大きな地震があり、交通機関の心配もありましたが、大きな乱れはなく予定通り「めぐろパーシモンホール」で記念式典が始まりました。

式前の吹奏楽部による歓迎の演奏の後、開式の辞、理事長式辞に続き、文部科学大臣 松野博一様の祝辞を文部科学審議官の小松親次郎様が代読されました。続いて東京私立中学高等学校協会会長の近藤彰郎様に祝辞を頂戴しましたが、皆様のお話を聞く中で、100年の歴史を振り返り、改めて伝統の重さを感じることができました。

次に壇上に立った在校生代表の生徒会長のお祝いの言葉は、修学旅行で訪問した広島での平和学習を取り上げ、戦争被爆国としてその悲惨さを後世に語り継ぎ、平和な世界を築き上げる願いを込めた素晴らしい内容でした。その内容の部分をご紹介いたしましょう。

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「私は先日、修学旅行で広島を訪問しました。そこで平和学習の一環として原爆が投下された当時に被爆された方のお話を伺いました。当時の広島の様子は想像を絶するものばかりで大変衝撃を受けました。人道に反する兵器によって広島の伝統も文化も、そして多くの命をも奪われ、その上奇跡的に生き延びた方々も、後遺症や自分が生き残ったことに対しての後ろめたさで苦しみ、心身に負った深い傷は一生消えることはないのです。今年で戦後71年を迎えましたが、今も尚、広島や長崎に惨禍をもたらした核兵器が開発され、平和と安全に対する脅威が新たに登場しています。日本は唯一の戦争被爆国として「核兵器のない世界」の実現に向け、これからも世界の国々に訴え続ける使命があります。そのためには日本国民全員が事実を知り、正しい知識と平和への強い意志を持って、しっかりと目を向けなければなりません。この先私たちを含んだ戦争を知らない世代が増え、また被爆者の方々もご高齢になるので、被爆体験を直接伺う機会は必然的に減ってきてしまいます。これからの平和な未来に向けて、この惨事を後世に伝えていくには、どうしても若い世代の私たちの力が必要不可欠です。

次の百年もその先もずっとトキワ松学園の後輩が、平和な時代に生きていることへの感謝の気持ちと平和な世界を続けていくことへの強い意志を持ち続け、浮かれずに常に正しい道を見極めて生きていくことを願います。」

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後半の第二部はダンス部によるダンスパフォーマンスから始まり、マンドリンギター部の演奏の中、トキワ松学園の歴史をスクリーンで紹介いたしました。最後にマンドリンギター部の演奏で校歌を合唱し閉式の辞をもって閉式となりました。

本当に多くの方々に支えられた100年であり、深い感謝と共に、これからの日本・世界を支えていく子供たちを、立派に育てていかなければならない使命を再確認することができた式典でした。

これからもトキワ松学園の教育にご指導・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。