卒業生によるサクソフォン・コンサート

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高校三年生対象の特別公演として、卒業生の冨岡祐子さんと佐藤温さんによるサクソフォンコンサートが行われました。二人ともサックスとの出会いはトキワ松の吹奏楽部でしたが、6年間の活動や大会への挑戦等を重ねるうちに、さらにその道を究めようと決め、それぞれに大学や留学等を経て、現在はプロの演奏家として活躍しています。今日は、お仲間のピアニストの方の協力を得て、トリオですばらしい演奏を聞かせてくれました。

実は二人は同時期には在籍していませんが、吹奏楽部は毎年定期演奏会などで多くの卒業生たちが演奏や裏方で携わってくれ、縦のつながりを大切にしているため、社会人になっても様々な代の卒業生たちの交流が続いているのです。

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生徒たちは先輩たちが織りなす研ぎ澄まされた音色、迫力ある演奏に聴き入り、豊かなひとときを持つことができたようです。これから受験や卒業を控え、先輩たちの姿に将来の自分を重ねたかもしれません。

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なお、冨岡さんはこの度CDデビューをしました。興味のある方はぜひ一度手にとってみてください。

「鋼鉄に一輪のすみれ」創立百周年の幕開け

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

本日から3学期の開始です。冬休みに入り学校では部活や勉強会、自習に励む姿があちこちに見られましたが、年明けには早くも4日からスキー教室が行われました。詳しくはトキログでご覧いただけますが、伝統あるスキー教室は今年で第63回となりました。4日間の実習を通して初心者もだいぶ上達して帰ってくることができたようです。

さて始業式では、今年いよいよトキワ松学園は創立100周年を迎えることを話しました。オーナーがいない本学園は、100年の長き歴史の中で幾度となく山谷を乗り越えてきましたが、それは教職員、生徒、保護者、卒業生並びにその保護者、地域の方たち、学園に縁があったすべての人たちの熱き想いと行動力でなし得たことであり、感謝と誇りをもって特別な本年を過ごしてほしいと話しました。

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卒業生の数は17,000名を超えると言われていますが、その数は正確には把握できていません。戦争末期に焼け出された時に必死で持ち出したであろう創立当初の卒業生名簿を生徒たちに見せましたが、その中のはじめに記してある氏名も、創立7年後に高等女学校になってからのものでした。その初年度として12名が載っていましたが、生まれた年は明治39年から43年にわたり、年の差がある生徒たちが同じ教室で学んでいたことがわかります。

今年は折にふれ学園の歴史を紐解く機会が多くなると思いますが、そのはじめとして創立者三角錫子先生のことばを生徒たちにおくりました。

「私たちは、この世に生きていく限り、自分の属する我が家、我が国、輪が社会を改善してゆくことに努力せねばならぬ。これらの事を実行してゆこうと思う時、すべてその根本が自己にあることを悟る。自己の改造、自己への奉仕がすべての根源であるということの結論に達成する。」

新たな、そして特別な年を迎え、ひとりひとりが夢を大きく抱き、目標を掲げ、トキワ生らしく日々の学校生活に一生懸命取り組んでくれるものと期待しています。

学園では、11月22日創立記念日に目黒パーシモンホールにて式典、同日夕刻より八芳園にて祝賀会を行います。それに先立ち、11月15日~20日まで、目黒区美術館区民ギャラリーにて美術展を開催いたします。その他各行事にも100周年を記念して特別企画を準備し、逐次お伝えして参ります。卒業生、保護者、学園関係の皆様にはぜひ盛大に100周年を祝う年にしたく、引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。