“emerald”

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 校長室に、また卒業生の作品が飾られました。トキログでもご紹介した扇浦さんの日本画 “emerald” です。

青色の使い方にこだわりがあるという彼女の作品は、夏に向かう今の季節にぴったりです。

 すると精力的に創作活動を続ける扇浦さんから、次の作品展の案内が届きました。

「20代の記憶から」と題して若手女性作家6名での展覧会だそうです。7月4日(水)~10日(火)まで、

さいか屋藤沢店の5階ギャラリーで開催されます。どうぞみなさんも、応援してあげてください。

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帰国しました!

 昼前に校長室に電話が入りました。「3日前に帰国したので会いに行きたいです。」13年前に卒業した藤城さんは私が6年間持ち上がった生徒だったので、声を聞きすぐにわかりました。その日のうちに来校することになり、久しぶりの対面です。

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 聞けば1年間フロリダのディズニーワールドで働き、その後南米5カ国を巡り戻ってきたところだそうです。大学在学中も長い休みになるとタイやラオス、カンボジアなどアジアの国々を旅し、卒業後旅行会社に就職しました。その後、会社を辞め一年間カナダに行き、帰国後は再び旅行会社で添乗の仕事に就き、プライベートでもアジアやヨーロッパに旅したと言いますから、在学中の彼女からは想像できません。

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 何が彼女を世界へと突き動かしたのでしょう。在学中藤城さんは、当時私も引率していた海外研修に参加したいのに叶えられなかったことが悔しかったそうです。大学に入ったらアルバイトで費用を貯めて海外に行こうと思い、バックパッカーを始めると次々に他の国も見てみたくなったと言います。ひとりで旅をすることに大反対だったご両親に、彼女が好きになったタイに自分で貯めたお金で連れて行き、タイの魅力や旅が彼女にもたらしたものを理解してもらったと言いますから、両親思いで誠実な彼女らしいと、胸が熱くなる思いがしました。

 これから次の夢へ向かって進んでいくそうです。今度会ったときにどんな話を聞かせてもらえるのか、また楽しみがひとつ増えました。

 

金箔と絵具で生み出す柔らかな空間

 職員室前と校長室に飾られている卒業生の阿部千鶴さんの絵を見ていると、心がほっこり温かくなります。少女を中心に全体に柔らかい色調で描かれているその絵については、以前校長ブログでも紹介したことがありますが、何と阿部さんが月刊誌「美術の窓」の6月号に特集され、その作品が表紙を飾っているのです。

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やはり注目されている方なんだと納得です。日本画家として活躍している阿部さんに多くのファンがいるのもうなずけます。日常の中で感じる幸せな一瞬や穏やかな時間を大切にしたいという想いが、作品を通して見る者の心を豊かにしてくれるからでしょう。早速生徒たちにも紹介しましたが、この特集には制作過程が載っていて、作品が仕上がるまで幾重もの複雑で繊細な工程を経ているということがよくわかりました。

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6月14日(木)~20日(水)まで、東急百貨店たまプラーザ店4階アートサロンにて、「第5回阿部千鶴日本画展」を開催しています。ひとりでも多くの方にお立ち寄りいただければ幸いです。

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