「わたしの部屋」

 22日に終業式を行い、長く盛りだくさんだった2学期も幕を閉じました。冬休みに入り、学校は部活動の生徒達に加え、今日から高校生対象に冬期講習が行なわれています。中でも、高校二年生は最終日に合格するまで下校できないという英単語のテストがあり、格別気合を入れて勉強していることと期待を寄せているところです。

 さて、いつものように廊下を歩いていると、つい先日までなかった職員室前の壁に一枚の絵が飾られています。タイトルは「わたしの部屋」。全体は濃淡柔らかな青い色調でおおわれていますが、よく見ると中央にかわいい女の子の顔が見えます。そう、これは卒業生の阿部千鶴さんの作品なのです。

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阿部さんは本校卒業後、現役で東京芸術大学日本画科に合格。同大学院を修了後、数多くの個展やグループ展で作品を発表してきました。第34回創画展では奨励賞を、第36回同展では創画会賞を受賞し、全国にファン層を広げています。この作品のモデルは阿部さんの娘さんだそうです。

 生徒達と一緒に絵を見ていると、はじめは気づかなかったカタツムリや紙風船、ヨット、うさぎもいる、といろいろなものが浮かび上がってきます。「きっと女の子が遊んだり、興味をもったものなのね。」 見る者の想像がどんどん広がっていきます。愛情豊かに育まれた少女は、今日も見るもの聞くことに好奇心を膨らませていることでしょう。

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              校長室には「Birthday」と名づけられた作品が。