グローバルに生きてます!

 昨日、22年前の卒業生が来校し声をかけてくれました。本当に久しぶりだったので卒業後の話を聞いてみると、何とさまざまな国で暮らしてきたことがわかったのです。大学でヨーロッパ文明を専攻し、1ヶ月アメリカでホームステイしたことをきっかけに、卒業後はスペイン、メキシコ近くのベリーズという小さな国、ニューヨーク、それから黄熱病の注射を1本打ってケニアへ。その後再びスペイン、メキシコと移り住みます。好奇心が旺盛なことは間違いないのですが、美術に興味があり、また語学をマスターしながら現地ツアーガイドになりたくて旅行会社に勤務するなど、自分探しを続けながら世界各国を巡った様子が見えてきました。

 Sotugyouseimoto 30歳の時に一旦日本に戻り外資系企業に働き、6年後にカナダ勤務となり、それがきっかけで人生の伴侶となる人との出会いもあったということです。カナダで永住権を得た今、あらためて勉強しようと英語の証明書を取りに母校に来たのです。私が、海外で頑張っている他の卒業生達の話をすると、自分のこれまでの選択がよかったのかどうかと思う時もあるけれど、自分と同じように迷いながらもいろいろな国で活躍している仲間がいることを知るとほっとし、元気付けられたと言います。それだけ、語りつくせない苦労や悩みを乗り越えてきたのだと思います。

 不惑の歳になった今、日本にいる母親を気にかけ、遠い将来の可能性に思いを巡らしながら、英文の証明書を手にカナダに戻っていく彼女。

 これからの便りが、また楽しみです。

 

「ちゃんのおつかい」

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「よいしょっ。父さーん、ただいまー。お酒、重かったけどがんばったよ。ほらっ!」庭先で迎える父さんの姿まで見えるようです。

 

 これは、人形作家与勇輝さんの作品です。大変著名な方なのでご存知の方も多いと思います。

 このたび、併設の小学校の講演会でお招きしたのですが、またとない機会ということで、昼休みに中高の生徒達や先生方、またバザーの準備でいらしていた学園会の皆様にも見せていただくことにしたのです。ガラス越しではなく、間近に見ることができるなんて、何て贅沢なひとときでしょう。

  一体一体、と言うよりひとりひとりの表情が実に愛らしく、見る者に語りかけてくるようです。人形が着ている服の布地はテーマの時代のものを使うなど、細部までこだわりを持って作られています。

 「ほらっ!」と持ち上げようとした途端酒びんを落としてしまい、お酒が台無しに。楽しみにしていたのん兵衛の父さんは、息子の頭をはたき、この子は踏んだり蹴ったり・・・。というのが、小学校のある先生が話してくれた「ちゃんのおつかい」の子の結末です。ちょっとかわいそう、でも、そんなこともありそうと思わせる話ですね。

 さて、みなさんにはどんなストーリーが思い浮かぶでしょうか。

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卒業生が集いました!

 今週は総会続きです。9日(月)には学園会総会、11日(水)は生徒総会、そして本日15日(日)は同窓会であるみどり会の総会と新入会員歓迎会がありました。

初夏の青空が広がり、少々汗ばむくらいでしたが、3階ホールには往年の大先輩の方々もお見えになり、80代から10代までが勢ぞろいです。ついこの間まで制服を着ていた卒業生たちは、あらためて母校の伝統をかみしめていました。震災のため都心のホテルで予定していたのを取り止め学校での開催となりましたが、かえってアットホームな会となり、在校時の話に花が咲き、実ににぎにぎしく笑い声が絶えない盛大で楽しい会となりました。

  また、音楽をお届けできず残念ですが、校舎内では卒業生で本校のマンドリンギター部を創設し、今も日本をリードするマンドリン奏者として活躍する宮田蝶子先生率いる東京マンドリン宮田楽団が、定期演奏会のための練習をしていました。その音色が遠くから響き、卒業生たちにとってはなつかしいスペシャルプレゼントになったことでしょう。

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               担任をした卒業生達との記念撮影

文房具提供ありがとうございました!

被災地の学校の多くがひと月遅れでようやく新しい年度が始まったというニュースが流れたころ、文房具を被災地に届けようという目黒ユネスコ協会の活動を知りました。そこで、ぜひ本校も協力しようと全校に呼びかけたところ、あっという間にダンボール7箱分のノートや消しゴム、筆記用具など、生徒達の気持ちが寄せられました。これらは、ユネスコ協会を通じて気仙沼市の学校で使っていただける予定だということです。ご家庭のご協力もあったことと思います。ありがとうございました。

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つい先日も、被災地で楽器が足りないので送ってほしいという要請が入り呼びかけた時にも、実に多くの生徒がすぐに協力してくれ、トキワ松として気持ちを届けることができたということがありました。今後も何か役に立てることがあればぜひ取り組みたいと、昨日行なわれた生徒総会で校友会(生徒会)の会長はじめ委員長たちが全校生徒に働きかけていましたが、生徒たちと共に小さな積み重ねを大切にして、息長く構えていきたいと思っているところです。

学園会総会無事終了

5月9日()午後、本学園のPTAである学園会の総会が開催され、3Fホール一杯に保護者と教職員が会しました。昨年度の事業報告を聞いていると、あらためて活動内容が充実していることを実感させられます。一大イベントであるバザーは今年第52回を数えることになりますが、その他にも文化部・厚生部・広報部がそれぞれ継続的な活動を行っています。それに加え、今年は第七支部長校の2年目として父母の会の協力委員も選出していただきました。本学園会は併設の小学校と中高が一緒になって活動するのが特徴です。日頃は同じ校舎の中で別々に学校生活を営んでいるのですが、学園会を通してお互いの様子をよく理解するきっかけにもなり、交流を深めることにより、「トキワ松ファミリー」と言われる温かな校風につながっています。総会後は早速それぞれの部に分かれて今年度の活動を開始し、スケジュール調整など細かい作業に入っていました。

 会長率いる本部役員の皆さんを先頭に、今年度も「楽しく」をモットーに学園会の活動に共に関わっていきたいと思っています。

 なお、今年のバザーは7月10日()です。お楽しみに。

校長ブログ始めました!

 

HPのリニューアルと共に、校長ブログを始めることにいたしました。トキログとは違った角度から、トキワ松の教育や生徒達について、また卒業生の活躍などもお伝えできればと思っております。

さて、5月は新緑が美しく、陽の光をいただいて咲き誇る花々に心も躍る季節です。

トキワ松学園は閑静で緑多い住宅街の中にありますが、校舎の内外の花々も今が一番楽しみな時です。ということで、今日はいくつかご紹介したいと思います。

校庭のソメイヨシノや体育館の角にある卒業生から贈られたしだれ桜は、生徒やお客様の目に留まりますが、このウコン桜は校庭の奥の方にあるため、気にかけていないと咲き終わってしまったということになってしまいます。

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エントランス脇の里桜(天の川)は大変珍しい種類で、しだれ桜より少し遅れますが、天に向かって伸びる枝に何とも言えない品のいい花を咲かせてくれます。         

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桜が終わった今、校舎と体育館の間で紅白のハナミズキや、白とピンクのつつじが生徒達を見守るように咲き誇っています。先日、体育着で体育館に向かう中学生たちがつづじを指差しながら楽しげに話していました。「どっちの色が好き?」「私はピンク。小さい時、蜜一杯吸ったよ。友との何気ない会話ですが、薫る風を胸いっぱい吸い、心が豊かに彩られていることでしょう。

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トキワ松のシンボル花である「スミレ」が、何とエントランス前のガードレールのコンクリートの隙間に今年も株を増やし、しかしあまり気づかれることもなく花開いていました。やさしさを表すスミレですが、実は大変強い花でもあるのです。先日、中学1年生の授業で「鋼鉄に一輪のすみれの花を添えて」の話をした時に路上のスミレの写真をアップで見せたのですが、やはり誰も気づいておらず、歓声が上がっていました。

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