『学年の団結』

早朝まで降っていた雨が嘘のように晴れ渡り、濡れていたスタンドがみるみる乾いていきました。グランドの芝生も驚異的な吸収力で水気を吸い取り、スポーツ祭典を始めてくださいと言わんばかりでした。そんな恵まれた天候の中、第68回スポーツ祭典が行われました。

併設校の横浜美術大学グランドで行うスポーツ祭典は、私がトキワ松に着任した年が最初で、今年が30回目になります。その当時は体育の日(その頃は10月10日でした)に行われ、天候によっては朝夕寒いくらいでした。フカフカな芝生の上で行う運動会というのは、なかなか体験できない贅沢と言えるのではないでしょうか。

トキワ松のスポーツ祭典は、中1から高3までの学年対抗戦です。めったに見ない対戦形式だと思いますが、それぞれの種目にハンディキャップをつけて競いますので、下級生にもチャンスがあります。開会式前に自然発生する、学年毎の気合を入れる掛け声は、否が応でも生徒達のテンションを上げます。昼休み後の応援合戦も、学年の先生を巻き込んでの大盛り上がり。大人数で心を一つにする貴重な体験だと思います。

トキワ松には沢山の行事があります。クラスでまとまる音楽コンクール。部活動・クラス・有志で頑張る文化祭。どのような集団でもまとまったときに出せる力は凄いものですし、団結した思い出は一生のものです。競技ですので勝った負けたはありますが、いずれも次へのステップとして受け止めてほしいと思います。

高1 高2

中1

 

 

 

保健室の掲示板

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具合の悪い時や、けがをした時、トキワ松学園保健室では2名の養護教諭がいつも優しく対応します。養護教諭の仕事は日常業務以外に、4月の健康診断・サマースクールや修学旅行の引率など、いろいろな行事も含めて生徒の健康を見守り、救急処置やアドバイスをします。また、定期的に保健便りを発行して、日頃の健康にかかわる注意喚起も行っています。

在校生の皆さんは、保健室の前の掲示板をいつも見ているでしょうか?ほぼ月に1度のペースで、健康にかかわるトピックスが、手作りで楽しくわかりやすいようにして張り出されています。5月のテーマは「自分の体を大切に!!~見直そう、生活習慣~」です。臓器の働きを知り、異常を感じたら早く通院することの大切さや、生活習慣の見直しについて書かれています。トキワ松学園はもともと廊下に掲示物の多い学校ですが、こんなお知らせもうれしいですよね。今まで何の気なしに通り過ぎてしまっていた人も、今度是非立ち止まってよく見てください。

「元気な中学1年生」

いよいよ新年度が始まり、トキワ松学園碑文谷校舎でも小学校・中学校・高等学校と、それぞれに新入生を迎えました。朝、小学校新校長の栗林先生と共に出迎える校舎入口の登校風景は新鮮そのもので、枝垂桜の下を元気に登校してくる児童生徒の笑顔に、毎日元気をもらっています。

さて、中学・高校ではオリエンテーションが行われ、新入生にとっては新しい学校、新しい仲間との出会いに、期待と緊張の連続だったと思います。そんな中、中学1年生のオリエンテーションの最後にレクリエーションの時間をとり、プロジェクトアドベンチャーを中心としたゲームを行いました。中学1年生とのコミュニケーションをとれる絶好の機会でしたので、私がファシリテーターを務めました。

ゲームの前に4つの約束事、「一生懸命行う」「公平・公正に行う」「心身ともに安全に行う」「心から楽しむ」を確認し、クラスの枠を解いて仲よくすることも約束しました。最初はアイスブレーキングとして、簡単な「手遊び」や「尻尾取り」といったコミュニケーションゲームを行いましたが、皆とても元気で出会ってまだ1週間たっていない集団とは思えないほど盛り上がっていました。最後に「パイプライン」という30cm位の筒を2つに割ったものにピンポン球を転がしてみんなでつなげ、ゴールに運ぶゲームを行いました。10人程度が1組となり、息を合わせないとできない難しいゲームです。失敗を重ねながらも少しずつ意見を出し合い、最後は全チームゴールに運ぶことができました。少し難しいゲームだったにも関わらず、既に多くの生徒が自分たちで話し合い調整していく力を持っていることには大変驚きました。しかし、何よりも楽しく過ごしてくれたようで、とてもうれしく思います。今後、高校1年生や他学年とも積極的にコミュニケーションをとっていきたいと思います。

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第69回 高等学校卒業式

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好天に恵まれた3月3日、平成28年度 第69回 トキワ松学園高等学校卒業式が挙行されました。卒業生ひとりひとりの晴れやかな笑顔が印象的な、とても明るい卒業式でした。卒業証書を手渡し、目の前で巣立っていく卒業生の姿を見送るのはとても感動的で、できるなら担任の先生の手から渡してあげてほしいとも思いました。式辞では2020年を一つの機会として、グローバルな活躍のできるバランスのとれた女性に成長してほしいという願いを述べました。式辞の本文を紹介いたします。

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『・・・さて、卒業生の皆さん、高校生活の3年間はとても早く感じた人も多かったのではないでしょうか。でもその中にはたくさんの思い出があったことと思います。特に行事では、思い出に残るいくつもの活躍がありました。中でも、私が一番印象的だったのは、スポーツ祭典の高3ダンス「すみれ」です。毎年スポーツ祭典のメインイベントとして行われますが、学年によってそのダンスに受ける印象も少しずつ違います。今年のダンスの印象を一文字で表せば「輪」だと思います。一つ一つの踊りの中に、まとまろうとする意識が強く表れ、全体の動きが大きなつながりのあるものに感じられました。個々の表現力も優れており、美しさを身体全体で表現できたところは、芸術に触れる機会の多いトキワ松生の豊かな感性が現れていたと思います。また、学年の先生方をはじめとして、多くの方々にやさしく包まれて育った、この学年の温かさも表われていたのではないでしょうか。

このような思い出とともに、この3年間には大きな成長や変化もあったと思います。自分の将来へ向かって真剣に考え、悩み動き出した皆さんは、これからの日本の社会を支える大切な宝物です。しかし、それと同時に今までとは違った、自分の行動により多くの責任を持たなくてはならない大人の世界に入っていきます。どうか、何事にも信念をもって歩んでいってください。

大人の世界と言うと、今日本では、これまで20歳から大人として認められることや負うべき責任を、いくつかの項目に関して18歳に引き下げていこうという動きがあります。その一つとして実際に、18歳で選挙権が与えられ、昨年夏の参議院選挙では皆さんの中にも投票に行った人がいると思います。つまりこれからは若い世代にも、責任ある考えや意見を求め取り入れていこう、社会や政治に意識を持ってもらおうと社会全体が動いているのです。皆さんも卒業後、自分の将来に目を向けると共に、よりよい日本、いや世界を築くために社会の一員なのだという自覚をもって行動していってほしいと思います。

2020年には東京オリンピックが開催されることが決まっています。世界から注目を受けるこの機会に、多くの国の人々との交流が行われることでしょう。そこで、皆さんにもトキワ松学園で培った社会に対応する力を発揮し、その交流や日本文化の発信に役立つグローバルな活動や仕事にかかわっていってほしいと思います。それに関わることですが、この1月27日に、東京オリンピックを機に、日本文化を発信するプログラムに対して応援するプロジェクト「beyond2020」のロゴマークの選定が行われ、全国の美術系大学を抑えて、横浜美術大学の3年生「菅原みこ」さんのデザインが選ばれました。これはまさに快挙と言えることです。今後日本中でこのマークが使われていきます。このマークを胸にトキワ生として胸を張って世界の人々との交流や文化活動を行ってもらいたいと思います。

トキワ松学園は、ご承知の通り昨年11月「創立100周年」を迎えました。この100年を機に、新たな歴史が始まるその記念すべき最初の卒業生として巣立つ皆さんは、新生トキワ松の代表と言えます。そんな皆さんは入学以来、創立者三角錫子先生の「鋼鉄に一輪のすみれの花を添えて」という言葉を、いろいろな機会で聞いてきたと思います。その強さと優しさを兼ね備えた女性像は、トキワ松生の象徴的な姿と言えます。今の時代、鋼とすみれを兼ね備えるということは、バランスのとれた人間になるということにもなるでしょう。しかし、人生や社会生活の中では、天秤のようにただその場が平行に釣り合うことだけが良いというわけではありません。時には仕事や大切な決断をするように、強さを大きく示さなくてはならない場面があり、それは自分の中のバランスを変え、傾けさせてもやり遂げなくてはなりません。また、時には家族や友人に対するように、大きな優しさで守り助けていくために、バランスを変えていかねばならないこともあるのです。それらをすべて含めてコントロールする力を持つことが本当のバランスのとれた生き方と言えるのでしょう。これは、一方的な知識を得るだけでなく、多くの人の意見を聞き、整理して自分としての答えを出せる豊かな思考力を持ってこそ成せるもので、トキワ松学園を卒業する皆さんにはしっかりとその力が身についているはずです。

卒業生の皆さん、どうぞこれからも、自分の中の「鋼とすみれ」を大切にして、何事にもバランスのとれた大人に成長していき、社会で活躍していってください。我々は皆さんの活躍をこの碑文谷の地で永遠のサポーターとして応援しています。でも、社会の荒波にもまれ、少し疲れたときは、遠慮なくトキワ松に帰ってきてください。先生方はいつでも笑顔で待っています。

最後になりましたが、保護者の皆様をはじめとして、本学園の教育にご理解ご支援をいただきましたすべての皆様に、心より感謝を申し上げ、私の式辞とさせていただきます。』

新しい世界に飛び立てトキワ生! 頑張れトキワ生!

 

 

トキワ松ギャラリー(卒業生作品紹介)

トキワ松学園中学校高等学校は、併設に横浜美術大学があり、高等学校に美術デザインコースを持つことでも知られています。美術デザインコースの入学者は年々増え、横浜美術大学をはじめ多摩美術大学・武蔵野美術大学・東京造形大学・女子美術大学など、多くの美術大学に卒業生を送り出しています。そんな中、卒業生で活躍されている方の作品や、横浜美術大学の学生さんの作品などを、生徒・保護者やお客様に見ていただけるよう、校舎の廊下をギャラリーとして作品展示しています。作品は一定期間展示後に順次入れ替わっていきますが、今回は間もなく展示が終了する卒業生の井上英里さんの作品をご紹介します。井上さんは、トキワ松学園高等学校を卒業後、美大・大学院を経て現在は「日展」をはじめとする多くの展覧会に入選する活躍をされています。

進学・特進コースや小中学生も一緒に生活する校舎ですが、美術デザインコースの生徒に限らず、芸術作品に触れることは観察力や感性を磨くよい機会であり、トキワ松の「美の教育」としても推し進めています。皆さんもトキワ松学園にお越しの際は、1号館1階の廊下に展示された作品を是非ご覧ください。

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「烏瓜 からすうり」 作 井上英里    「極楽鳥花 ストレチリア」作 井上英里

2017年スタート!スキー教室&始業式

トキワ松学園101年目となる2017年のスタートです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

スキー教室
年明け早々の1月5~8日まで、私はスキー教室の引率で長野県の黒姫高原に行ってきました。中学1年~高校3年まで94名の参加者で、指導者は教員と卒業生に現地SAJのスクールインストラクターです。トキワ松のスキー教室が普通のスキー教室と違うところは、指導を現地のインストラクターだけに任せるのではなく、教員とこのスキー教室で育った卒業生のインストラクターも加わり、生徒たちに寄り添った指導をすることです。そして、中学1年生にとっては初めての全員参加の宿泊学習を、高校2・3年生が中心になって上級生全体で引っ張って行ってくれることです。まさにトキワ松ファミリーのスキー教室と言えます。

その歴史も古く、今回で64回を数えます。今年は温かいお正月で雪不足も心配されましたが、我々の到着に合わせるように雪が降り、全コース滑走が可能になりました。最終日にはSAJのバッジテストにチャレンジしました。結果は2~5級まで多くの合格者をだすことができましたが、生徒の皆さんにとっては級をとること以上に、大自然の中で貴重な経験ができたことが良かったのではないでしょうか。

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始業式
1月10日の始業式で次のような内容のお話をしました。

『年末年始はどのように過ごせたでしょうか?終業式でお話ししたように、除夜の鐘をききながら1年を振り返ることはできたでしょうか。いよいよ2017年が始まりました。皆さんは、どのような1年にしたいと考えていますか?学校で生活していると、4月が大きな節目となり、年末年始はただの通過点に思えてしまいます。しかし、この1月~3月を昨年の振り返りの期間と捉え、4月に向けた準備の期間として使えば、良いスタートができるはずです。挨拶を中心とした「100の対話」「トキワの5分」「なぜ?つまり」といった3つの基本をもう1度意識して、学校生活に臨んでみてください。そして、来年度の新学年に備えてください。

さて、3つの基本に加えて、2017年を迎えて生徒の皆さんにお願いしたいことは、勉強・部活動・委員会活動などに集中力をもって臨んでほしいということ。

皆さんは日本体育大学の「体育研究発表実演会」というのを知っているでしょうか?これは文字通り日頃の体育活動の研究成果を発表する催しで、昨年12月に第54回大会が、大阪と和歌山で行われました。武道や体操をはじめ、日体大伝統の「えっさっさ」など盛りだくさんの演技は観客を魅了するものばかりです。

その中で近年注目され、TVでも何度も放映されている「集団行動」は皆さんの中にも見たことのある人がいるでしょう。隊列を組んで男女の学生が行進し、号令の下に一糸乱れぬ動きを披露するもので、近年はその行進する隊列がぶつからないで交差する演技が注目されています。渋谷ハチ公前のスクランブル交差点を見て、なんで人がぶつからないのだろうと不思議に思い、それをヒントに組み立てた演技だそうです。もちろん練習と努力の積み重ねでできるものですが、不可能と思える動きを可能にしたのは、高い集中力と、絶対に成功させようとする強い意志、あきらめない心です。

皆さんの勉強や部活動においても、集中力をもって行えているでしょうか?目標を作り、強い意志をもって臨めているでしょうか?中途半端にあきらめてしまっていませんか?

時間をかけるだけでなく効率よく行うためには、集中力が必要です。勉強で言うなら、授業に集中、家庭学習のための環境を整える、時間を決めて学習をするなど、方法は単純明快です。わからない人は先生方に相談してください。あとは実行するか否かでしょう。2017年はぜひ集中力をアップさせ、皆さんの飛躍の年にしてほしいと思います。』

創立100周年式典

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11月22日 トキワ松学園創立100周年記念式典及び、記念祝賀会が行われました。早朝、福島県を中心に大きな地震があり、交通機関の心配もありましたが、大きな乱れはなく予定通り「めぐろパーシモンホール」で記念式典が始まりました。

式前の吹奏楽部による歓迎の演奏の後、開式の辞、理事長式辞に続き、文部科学大臣 松野博一様の祝辞を文部科学審議官の小松親次郎様が代読されました。続いて東京私立中学高等学校協会会長の近藤彰郎様に祝辞を頂戴しましたが、皆様のお話を聞く中で、100年の歴史を振り返り、改めて伝統の重さを感じることができました。

次に壇上に立った在校生代表の生徒会長のお祝いの言葉は、修学旅行で訪問した広島での平和学習を取り上げ、戦争被爆国としてその悲惨さを後世に語り継ぎ、平和な世界を築き上げる願いを込めた素晴らしい内容でした。その内容の部分をご紹介いたしましょう。

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「私は先日、修学旅行で広島を訪問しました。そこで平和学習の一環として原爆が投下された当時に被爆された方のお話を伺いました。当時の広島の様子は想像を絶するものばかりで大変衝撃を受けました。人道に反する兵器によって広島の伝統も文化も、そして多くの命をも奪われ、その上奇跡的に生き延びた方々も、後遺症や自分が生き残ったことに対しての後ろめたさで苦しみ、心身に負った深い傷は一生消えることはないのです。今年で戦後71年を迎えましたが、今も尚、広島や長崎に惨禍をもたらした核兵器が開発され、平和と安全に対する脅威が新たに登場しています。日本は唯一の戦争被爆国として「核兵器のない世界」の実現に向け、これからも世界の国々に訴え続ける使命があります。そのためには日本国民全員が事実を知り、正しい知識と平和への強い意志を持って、しっかりと目を向けなければなりません。この先私たちを含んだ戦争を知らない世代が増え、また被爆者の方々もご高齢になるので、被爆体験を直接伺う機会は必然的に減ってきてしまいます。これからの平和な未来に向けて、この惨事を後世に伝えていくには、どうしても若い世代の私たちの力が必要不可欠です。

次の百年もその先もずっとトキワ松学園の後輩が、平和な時代に生きていることへの感謝の気持ちと平和な世界を続けていくことへの強い意志を持ち続け、浮かれずに常に正しい道を見極めて生きていくことを願います。」

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後半の第二部はダンス部によるダンスパフォーマンスから始まり、マンドリンギター部の演奏の中、トキワ松学園の歴史をスクリーンで紹介いたしました。最後にマンドリンギター部の演奏で校歌を合唱し閉式の辞をもって閉式となりました。

本当に多くの方々に支えられた100年であり、深い感謝と共に、これからの日本・世界を支えていく子供たちを、立派に育てていかなければならない使命を再確認することができた式典でした。

これからもトキワ松学園の教育にご指導・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

行事の秋~トキワ祭&親子運動会~

秋は行事の多いシーズン。中学校高等学校では10月1・2日にトキワ祭(文化祭)、小学校は10月10日に親子運動会が行われました。行事の中でも児童・生徒達は大きく成長していきます。きっと、たくさんの思いでや達成感が得られたのではないでしょうか。

《トキワ祭で成長する!》
第57回トキワ祭は昨年を上回るお客様をお迎えすることができました。創立100周年の記念の年ということもあり、生徒達は例年以上に念入りな準備を重ねてきました。

クラス展示はどのクラスも内容が充実しており、質の向上が感じられました。テーマ決めの段階から熱の入った話し合いが行われ、研究段階では多くのクラスがテーマに沿った博物館や施設に出向いて学んできます。その行動力は、まさに「探究女子」の底力発揮といったところでしょうか。

今年は3階ホールで演劇部とミュージカル部、軽音楽部を鑑賞しました。本校は演劇部とミュージカル部の共存する珍しい学校です。合体すればよいのにと素人考えでよく言われてしまうそうですが、彼女たちに言わせると、全く違うので無理だそうです。

演劇部の出し物は「ネバーランド」。女子高生が学校生活や友達関係の中で自分の内面と向き合っていき、成長していくストーリーです。現代の女子高生には必見の内容で、出演者の豊かな表現力に感心しました。最後には私も涙が出るほどの熱演でした。ミュージカル部は「真夏の世の夢―Puck―」という妖精と人間の出会いから、その周りで繰り広げられる愛憎劇を経て再び絆を結んでいくという舞台です。勇ましい男性役から、美しい歌声の女性役まで、演技力・歌唱力が高く、まるで宝塚を見ているような華麗な舞台でした。軽音楽部は各バンドが3階ホールいっぱいの観客と一体になって、日頃の練習成果を余すところなく披露していました。観客とコミュニケーションの取り方がプロ並みのバンドもあり、とても驚くと共に今後が楽しみになりました。

今年は、横浜美術大学とトキワ松学園小学校のアフタースクールの参加もありました。横浜美術大学は作品展示でしたが、流石にそのクオリティーは高く、素晴らしい作品でした。
美術コースの生徒にも刺激になったようです。アフタースクールでは2日目に駄菓子屋を開き、元気の良い売り子さんの声が廊下にも響き渡っていました。学園として繋がりを感じ、是非来年もお願いしたいと思いました。

トキワ祭を見ていて、日頃の授業とは違う活動の中でも、思考力や探究心、コミュニケーション力といった、トキワ松学園が大切にしている力が着実についてきていると感じました。これからもいろいろな行事や活動で頑張って欲しいと思います。(生徒の活躍している姿はトキログの写真をご覧ください)

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第57回トキワ祭                    横浜美術大学作品展示「ハマビ・アソビの空間」

《元気いっぱい「親子運動会」》
10月10日、トキワ松学園小学校の親子運動会が開催されました。2日間雨で順延になったおかげで、私も今年は応援に行くことができました。少し涼しい陽気で、快晴とはならなかったものの、暑さの心配がなく運動会には適したお天気と言えたと思います。横浜美術大学のグランドで行われる運動会の一番良いところは、広い芝生の上を走り回れることです。10月の芝生は、中学校高等学校がスポーツ祭典を行う5月よりさらにフカフカに生え、グランドの人々を優しく包んでいるように見えました。小学生たちは、徒競走や綱引き、玉入れなどの競技から集団演技まで、元気いっぱいの姿を見せてくれました。また、小学生の競技に混ざって保護者が参加する競技も多く、誘導や受付、事前の準備などの係としても活躍してくださり、まさに「親子運動会」と言う名の通り、皆が一緒になった温かい運動会でした。

有意義な夏休みを!

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夏休みに入って1週間が経とうとしています。トキログでも紹介されていますように、7月16日に出発したイギリス多文化研修、19・20日に行われた中学1年生の校内留学、そして19日より始まった校内の夏期講習など、早々に様々な活動がスタートしています。終業式で、夏休みには部活動・文化祭に向けた活動・ボランティア活動等どんなことでもよいので、一生懸命に取り組めるものを探して活動してくださいというお話をしました。ぜひ9月には有意義な夏休みだったと言えるようにしてほしいと思います。また、高校3年生は受験に向けて大切な時期ですね。体調を整えて、力強く乗り切ってください。

さて、夏休みは多くの活動ができる反面、危険も隣り合わせといえます。今年の夏休みのスタートは、過ごしやすい気候が続いていますが、これから夏本番ですので熱中症には警戒してください。また、水の事故はもちろん、意外と多い落雷事故にも十分注意してください。このところテレビのニュースでは、新しいスマホのアプリゲームが話題を呼んでいると、連日のように放送されています。先行配信されている海外では、歩きスマホでゲームをしていて事故にあう例が報告されていますので、危険な使用をしないよう十分注意してほしいと思います。

 9月の始業式で皆さんの明るい笑顔が見られることを楽しみにしています。

                           中山 正秀

生徒と一緒にランチタイム

トキワ松学園の昼食は、ご家庭で用意していただいたお弁当を持って来てもらうようにしています。もちろん用意できない時は、売店でパンやおにぎり等を購入することができます。教室又はカフェテリアで食べることができますが、中学1年生は自分の教室で、担任や学年の先生と一緒に食べています。私も時間を見つけて中1~中3の教室へ食事をしに行くようにしています。

先週、中1の教室へ食事をしに行きましたが、突然の訪問にも生徒達は驚くこともなく、自然な形で迎え入れてくれました。部活動も始まり、忙しくなったことでお腹もすくのでしょう、お弁当以外にパンを買っている生徒が何人もいましたが、そのパンを分け合って食べる姿がほほえましく感じられました。昼食時間はコミュニケーションをとる大切な時間でもあります。いろいろな仲間とお話しをしてほしいと思います。

わずか20分くらいの時間でしたが、私も楽しくお話をしながら昼食をとることができました。さあ、ゴールデンウィークが過ぎると、本格的な活動が始まります。どの学年の皆さんも、しっかり食事をとって元気に学校へ来てくださいね。頑張れトキワ生!

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